ニューハーフとプライベートで遊んだ時の話

多くの人には理解しがたいことかもしれませんが、ある時から私はニューハーフの人に大きな好意を抱くようになっていました。

セクシャル的な興味に異変があったわけではありません。相変わらず性の興味の対象は女性にありましたし、マスターベーションをする際も頭の中に思い浮かべるのは女性です。

絵画を鑑賞する男性

しかし、あるとき仕事帰りに立ち寄ったニューハーフパブにて、新たな世界観と価値観が開花してしまいました。そのパブの従業員の半分は、顎に髭の生えたような職業的ニューハーフの方もいましたが、もう半分は、一般的な女性よりもよほど美しいと感じられる方たちでした。

私は当事、大きな失恋を経験したばかりで、ある意味で女性にうんざりしていた時期だったのです。性欲はあってその処理は行いますが、しばらくは女性と話すことも、女性に触れることも遠慮したいと思っていました。

そんな私の傷心を感じ取ったあるニューハーフの方が私の隣に座り、お酒をついでくれました。

それまでもキャバクラやスナックなどで女性に話を聞いてもらったことはあり、慰めの言葉ももらっていましたが、どうしても職業的な空気が拭いきれず、心のなかでは「どうせこれが商売なんだもんな」と、ふてくされていたのです。

ところがそのニューハーフの方は私の心を見事なまでに言い当て、その辛さや、満たされない気持ちをすべて理解してくれました。

それで私はすっかり心を鷲掴みにされたように思います。しばらくそのお店に通い、そのニューハーフの方に恋心を抱くようになりました。

女性にキスする男性

身体が男性であるというハンデがある分、美へのこだわりはおそらく女性以上に敏感で、女らしさや色っぽさはまさに男心をくすぐるものでした。

私はどんどん惚れ込んでしまい、何度目かのデートを重ねた後、ついに一夜を共にすることになったのです。しかし、さすがに最初は抵抗を覚えました。

セクシャル的にノーマルな自分が、あくまで同性の相手を抱こうとしているわけです。しかし、好きという気持ちに嘘はなく、相手をがっかりさせたくないと思いました。

そこでED治療薬を飲みました。自身の身体が正常な状態でED治療薬を飲むと、性器は正常な分、そこに至る分の効果がおそらく脳の方にいったのだと思います。

興奮がいつも異常に激しい快感を呼び、ニューハーフの方と濃密な時間を過ごすことが出来ました。人と人の関係性は、愛があればなんでも乗り越えられると思います。ED治療薬の新たな方法を知った瞬間でした。